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CONCEPT

​山本幸恵の原点と信念

原点、美容師を目指すきっかけ

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私が「頭の癒し」に携わるようになったことの元を辿れば美容師時代に行き着きますが、そもそも、私が美容師になろうと思ったきっかけには、母親の存在が大きく影響しています。

 

私の母は、30代で婦人科系の大病を患ったのをきっかけに、髪の毛が一気に抜けてしまいました。その後も、母の髪の毛は増えることなく徐々に減ってしまい、恥ずかしくて人に見せたくないと、美容院にも行かなくなりました。

私はそんな母の姿を見て、「それなら自分が美容師になって絶対にお母さんを綺麗にして喜ばせるぞ!」と決心したのです。小学4年生の時でした。

もともと、何かをクリエイトすることが大好きで得意でしたし、それが人の美しさとなれば、なお面白そうだと思ったのです。

その後もその思いはずっと変わらず、子供の頃の夢を叶えるべく美容師となりましたが、私はスタイリングよりもむしろ、シャンプーやヘッドマッサージのように、直接相手に触れる施術の方がほうが楽しく、また大得意でした。不思議なことに、シャンプーやマッサージをしていると、その方の気になっているところ や辛いところに手が呼ばれていくような感覚があったのです。

結果、サロンでもシャンプーのご指名を多くいただいたり、常連のお客様からも、肩もみのアルバイトを懇願されたりするほどシャンプーやマッサージで好評を得ていました。

二十歳、気づき

そんな20代初めのある日のこと。

突然、ふと心の中に漠然とした思いがよぎりました。

「私は生まれてくる時に、

 何か使命を全うしようと決めていた気がする…」

思いというよりは、思い出す感覚に近かったかもしれません。ところが、考えても考えても、肝心なその使命が何だったのかを全く思い出すことができないのです。

 

そこからの私は、妙な焦燥感と共に、自分の使命探しのような意識を常に持ち続けていました。探すといってもどこを探せば答えに近づくのか見当もつかず、当時はインターネットなどの情報網や情報源が無かったので、どこかにヒントは無いものかと、カテゴリーは問わず、気になった様々な本を読み漁りました。

今振り返ると、氣やエネルギーなどの精神世界、森羅万象・天地万物の理、神道や宗教、人間啓発、心理学、また、アロマテラピーや香粧品化学など、その頃に得た知識が全て今に結びつく事になるのですが、当時の私はとにかく興味のある事に関する情報を得て、自分がこれから出発すべき「使命探しの旅路」に備えていたように思います。

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天職ではなく、天命

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その後、紆余曲折しながら15年余りの月日が巡り、頭部という共通点はあれど、美をクリエイトする美容師ではなく、人を癒すセラピストという人生を選択し、2006年に東京白金台にオーナーセラピストとしてヘッドスパ専門サロンをオープンしました。

きっかけは、当時、夫がストレス性の高熱で倒れた時に、私がヘッドマッサージを施したらあっという間に治ってしまったことからでした。

はじめは、美容師の頃に携わったヘッドスパというメニューを特化して、ヘッドスパの三大定義である「リラクゼーション」「髪のトリートメント」「頭皮環境保改善」を打ち出してメニュー展開を始めましたが、徐々に、施術を受けていただいたお客様の多くが、頭の凝りをほぐす事で表情が明るくなり、「身体だけではなく気持ちまでもが楽になった」「呼吸がしやすくなった」などと話してくれる事に気づきはじめました。

更に、ほどんどのお客様がヘッドマッサージだけでお顔がリフトアップして若返るのを目の当たりにし、私はなぜこんな現象が起こるのか不思議に思い、どうしてもその答えを見つけたくて、日々仮説と研究・立証を繰り返し、「癒し」をテーマに、技術・ホスピタリティを追求し続けました。

そしてついに、「頭を正しく癒すことは、身体の司令塔である脳を癒すことに繋がる」ということ、また「頭にはその人の心の状態がレコーディングされている」こと、そして、「お顔の筋肉と頭の筋肉の密接な関係」がわかってきました。

また、常に頭の硬さやむくみ方と向き合っていくうちに、いつしか人の頭に触れるだけでその人の考え方の癖などがわかるようにもなってきました。

 

そして、それを世に伝え、後世のセラピストを育成するために理論化し、「深頭筋マッサージ™」「深頭筋ヘッドセラピー」を確立しました。

ここにたどり着くまでに優に20年程かかりましたが、その間、本当に苦しいこと、辛いことの連続で、やめてしまおうと思うことも何度もありました。

 

それでも、 どんな時でも、試練とは今自分が乗り越えるべき課題だと思って受け入れ、そこに向き合うことだけはやめませんでした。そして、答えは常に外側を探しても見つかるものではなく、すべて自分の内側に存在していることを学びました。

こうして私は、人を通じて、また、ヘッドセラピストという仕事を通じて自分自身と向き合うことで、ようやく一つの答えにたどり着きました。そして、それこそが自分の使命だと実感するようになっていたのです。

「頭にはその人の本質が現れている。頭を癒すことはその人の本質に触れて根本を癒すこと。そして、ただ癒すだけではなく、そのメカニズムを知り、頭の癒しの理論を確立して、技術と一緒に伝えていくことが必要」

「使命」を超え「天職」も超えて、今では私はこの仕事を「天命」だと感じ、そう思える役目に出会えたことに感謝しています。​

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新たな転機

そうして「深頭筋ヘッドセラピー」の施術者としての人生を歩み出して数年、30代最後の年末に、新たな転機が訪れます。長女と次女、二人の子供たちの交通事故です。

その日、名古屋の祖父母に会いに行く予定だった二人でしたが、サロンで施術に入っていた私のもとに飛び込んできたのは「大きな交通事故に遭い、病院に運ばれた」という予期せぬ悲報。コンクリートを満杯に詰めた信号無視のミキサー車と横断歩道で接触してしまった子供たちは、当然ながら大怪我を負い、何か月も入院生活を送ることになりました。

事故の際に頭から全身を強打した二人が、怪我の治りゆく中でも常に訴えていたのが頭痛です。当時可能性のある様々な後遺症について調べ、結論として診断されたのは「脳脊髄液減少症」という病気。この時まで私自身知りもしなかったその病に苦しみ、日々頭の痛みと闘う子供たちの姿を目の当たりにして、これが新たな私のテーマなのだと感じました。

そして、この「脳脊髄液」に着目して勉強を始めたところ、たどり着いたのが「一次呼吸」でした。そもそも脳脊髄液というのは脳と脊髄、それらを包む膜の間を流れる無色透明の液体のことで、絶えず循環し1日に3~5回ほど入れ替わっています。

この循環を働かせるために機能しているのが「一次呼吸」。脊椎の上部を頭部とつなぐ「後頭骨」と脊椎の下部に位置する「仙骨」がポンプの役割を担っており、その動きに伴って頭蓋全体も微細な膨張・収縮運動を繰り返しています。そしてこの一次呼吸が乱れると様々な体調不良を引き起こします。

子供たちの事故をきっかけにこのような知識を得て、私の中で「頭を癒すこと」に対する意識は、より一層「治す」というものに変化していきました。

仮説と立証の繰り返し

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こうして振り返れば、


「身の回りで起きた出来事に疑問を感じ、

 『それがなぜ起こるのか』というテーマを掲げ、

 それに対する仮説を立て、その仮説が立証できるのかを考える」

ということを常に繰り返して施術と向き合ってきたように思います。

例えば、サロンをオープンしてたくさんの人の頭に触れるようになってまず気づいた「頭には人の考え方の癖が表れる」ということも、最初は「同じところが凝っている人は同じような性格をしている気がする」という小さな気づきがきっかけでした。

その気づきから、考え事だったら前頭葉や頭頂葉、目なら後頭葉など、「脳のどこを使っているか」が頭のコリにそのまま表れていて、そこからどんな癖があるのかがわかるのではないかと仮説を立てました。

それから今まで数えきれないほどの人の頭に触れてきましたが、医学的な証明をすることは難しくても、この仮説は経験上ほとんど合っていると思います。

今ご提供できている施術は、この仮説と立証の繰り返しの集大成であり、今後もこの学びを重ねて施術に反映していきたいと考えています。

できること、したいこと

こうした実体験を経て、私の「深頭筋ヘッドセラピー」の目指すところは単なる「リラクゼーション」ではなくなりました。でも、そうは言っても、「リラクゼーション」は私の施術の根幹でもあります。

「正しい意味でのリラックスなくして、

 人生の質の向上はあり得ない」

リラックスすることそのものが、人の身体の状態をよい状態にするための最初で絶対不可欠の条件。人の身体はリラックス状態にあれば、本来のよい状態に戻ろうとするのだと思っています。つまり、ただ矯正するための施術をおこなっても、身体が緩んでそれを受け入れられるようになっていなければ意味がありません。

私は施術において「正しく筋肉を捉える」ということを大切にしていますが、それもやはり相手がリラックスしている状態でなければ意味がありませんし、逆に、「正しく筋肉を捉える」ということができていなければ、身体を緩め、リラックス状態に導くことはできません。

「リラックスによる緩み」と「正しく筋肉を捉えること」、この2つの相乗効果で究極のリラクゼーションこそが、私が皆さんにご提供できるものであり、ご提供したいものなのです。

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山本幸恵の原点

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美容師を目指したきっかけから、

「深頭筋マッサージ™」が誕生するまで、

そして施術で大切にしている

信念、向き合い方についてのおはなし。

深頭筋マッサージとは

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深頭筋マッサージ™の特長や

山本幸恵が提唱してきた

「頭のコリと考え方の癖の関係性」

について解説しています。

深頭筋セラピーとは

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単純な頭皮ケアにとどまらない

ホリスティックケアとしての

「深頭筋ヘッドセラピー」の在り方と、

脳疲労解消の大切さについて。

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