2月頃から5月頃まで大量に飛散し、たくさんの人を悩ませている花粉。

くしゃみや鼻水が止まらない、目がかゆいなどの症状で花粉症を自覚している方は多いと思いますが、実は花粉の悪影響はお肌や髪にまで及ぶことをご存知でしょうか？

春になると、肌荒れがひどくなる、頭皮がかゆくなってフケが出る、髪がパサつく……など、なんとなく不調を感じている方も多いはず。

呼吸器や粘膜系の症状がなく、「自分は花粉症じゃないから」と思っていても、肌や髪には不調が出ている場合も。

今回はそんな「花粉が引き起こす、肌悩みと髪悩み」をご紹介しつつ、この花粉シーズンだからこそ特に気をつけたいスキンケア・ヘアケアのポイントについて解説します！

花粉シーズンにぜひご使用いただきたいfairplirの商品も紹介していきますので、そちらにもご注目ください！

1．花粉が引き起こす、肌悩みと髪悩み

• バリア機能の低下と「花粉皮膚炎」

• 実は大きい！頭髪へのダメージ

2．春に気をつけたいスキンケア・ヘアケアのポイント

3．花粉シーズンにオススメのfairplir商品

• やさしいのにしっかり洗える！クレンジング＆泡洗顔

• お肌の保湿三銃士！「底上げ＆うるおい＆育菌」のスキンケアトリオ

• 髪の保湿とキューティクル補修に！シャンプー＆アウトバストリートメント

花粉が引き起こす、肌悩みと髪悩み

花粉が皮膚に付着すると、かゆみや赤み、熱っぽさ、湿疹などの症状が現れることがあります。

こういった花粉による肌荒れを「花粉皮膚炎」と呼びますが、これはくしゃみや鼻水などの典型的な花粉症の症状がある人、そういった症状が出ていない人、誰にでも起こり得る肌トラブルです。

私たちの肌表面の角質層には、本来、「天然保湿因子」や「細胞間脂質」のはたらきによって、皮膚内部の水分蒸散を防ぎ、外界の刺激から身体を守る「バリア機能」が備わっています。

そして、「バリア機能」を正常に保つためには、お肌がうるおった状態であることが不可欠です。

しかし、花粉が飛散し始める春先は、冬の寒く乾燥した空気でお肌が水分を失ってしまい、この「バリア機能」が低下した状態に陥りやすくなります。

そのような状態のお肌では、アレルゲン物質である花粉や黄砂、PM2.5などの微粒子が付着したとき、皮膚への侵入をしっかりブロックできません。

そうして皮膚へ侵入してしまったアレルゲンを排除するために免疫が攻撃を始めることで、炎症が起き、「花粉皮膚炎」などさまざまな肌トラブルに繋がってしまうのです。

また、マスクやティッシュと肌が擦れることもバリア機能を損なうことに繋がりますので、感染症や花粉症の対策でマスクを着けている方やティッシュで鼻をよくかむ方は、特に気をつけてスキンケアをしてあげた方がいいでしょう。

花粉といえばアレルゲンというイメージが強いため、「髪のダメージは花粉と関係ないのでは？」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、花粉が髪へ与える影響は侮れません。

花粉をはじめ、黄砂やPM2.5などの微粒子が髪に付着した状態は、髪へ多大なストレスを与えます。

その結果、紫外線などと同じく、花粉も髪を酸化させてしまう原因に。

髪は酸化すると、キューティクルがボロボロになってしまったり、ゴワつき・パサつきが出てきたりと、いわゆる「ダメージヘア」になってしまうため、できるだけ回避したいものです。

また、髪へ直接付着する花粉だけではなく、頭皮に付着する花粉にも注意が必要です。

頭皮に花粉が付着すると、上で説明した「花粉皮膚炎」が頭皮でも同様に起こり、頭のかゆみや湿疹、フケなどの症状が出てきます。

さらに、頭皮が炎症を起こした状態が続くと、薄毛や抜け毛にも繋がります。

こうして花粉は髪にも頭皮にもダメージを与えるため、ヘアケアの観点からも要注意な存在となっているのです。

春に気をつけたい、スキンケア・ヘアケアのポイント

風も強く、花粉などの微粒子が飛び交う春は、冬ほど乾燥せず夏ほど紫外線が厳しくないからといって油断できない季節だということがおわかりいただけたかと思います。

スキンケア・ヘアケアの見直しが必要かも？という方の特徴を挙げてみますので、当てはまる項目がないかチェックしてみてください！

上のリストに一つでも当てはまる項目のある方は、お肌や髪が花粉によるダメージを受けやすい状態にあると思います。

花粉対策にフォーカスして春に気をつけたいスキンケア・ヘアケアのポイントを解説していきますので、参考にしていただければ幸いです！

まずは髪について。春の外出後の髪には、花粉などの微粒子がたくさん付着しています。

先述の通り、髪に微粒子が付着した状態が続くと、髪は酸化ストレスで傷んでいってしまうため、外出した後にはできるだけ早くブラッシングをしましょう。

特に、キューティクルが開いた状態になってしまっているダメージヘアの方や、静電気が起きやすい方は、髪に花粉が付着しやすいので、ぜひ実践してみてください。

また、これは花粉の時期に限らずですが、美髪のためにはシャンプー前のブラッシングも大切です。

汚れがついたり絡んだりしているまま髪を濡らすと、髪に無駄な負担がかかってしまうので、入浴前のブラッシングを習慣づけましょう！

使用するブラシは、頭皮が擦れたり引っかかれたりして痛みを感じるものは避け、静電気が起きにくいものを選んでくださいね。

スキンケア・ヘアケアどちらの観点からも大切なのが、花粉などの汚れをやさしくすっきり洗い流すこと。

ブラッシング同様、花粉が付着した状態が長引かないようにするための対策です。

ここで要注意なのが、過度な洗浄力をもつ洗顔料やシャンプー剤を使っている方。そういった洗浄剤を使っていると、お肌や頭皮の必要な油分まで洗い落としてしまい、バリア機能を損ねることに繋がります。

たとえば「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」をはじめとした高級アルコール系の界面活性剤を使用しているものなどは、必要以上に脱脂してしまうため、使用を控えた方がいいと思います。

ただし、肌にやさしいばかりで洗浄力が弱すぎても、落としたい汚れが落とせず本末転倒なので、きちんと洗えるけど肌にはやさしい洗浄剤を選ぶことが重要になります。

「刺激性が低く肌や髪にやさしいこと」と「汚れ自体はしっかり洗い流せる洗浄力」の両立が大切です！

花粉シーズンに限らず、美肌・美髪の基礎はしっかり正しく保湿すること！

お肌は乾燥した状態ではバリア機能が低下してしまい、あらゆる刺激に弱くなってしまうため、しっかり保湿して正常なバリア機能を取り戻してあげる必要があります。

お顔は保湿ケアの習慣がある方が多いかと思いますが、頭皮にとっても髪にとっても乾燥は大敵です。お顔の延長線上と思って頭皮や髪の保湿ケアも習慣にしましょう。

そして、保湿用のアイテム選びで重要なのは、ヒトの持つ保湿成分とできるだけ近いものを選ぶこと。

世の中には潤ったような質感を与えてはくれるものの、その実、お肌への馴染みはよくなくてその場しのぎのようになってしまう美容液も存在します。

肌では「細胞間脂質」、髪では「細胞膜複合体(CMC)」という保湿因子が、それぞれ細胞間の水分を蓄えており、お肌を乾燥や外的刺激から守っていますが、本当の意味で保湿をするならこれらの保湿因子を補うことが欠かせません。

これらの保湿因子はセラミドや脂肪酸で構成されているため、そういった処方の美容液を使うのがオススメです。

花粉シーズンにオススメのfairplir商品

※一部商品は新パッケージに移行しております。

お顔に付着した花粉や汚れをやさしくすっきり洗い流すなら、「007 balancer oil cleansing」と「008 serum face wash」のセットがオススメ！

※一部商品は新パッケージに移行しております。

お肌の保湿なら、底上げを担う「003 GF-Concentrate」とうるおいを担う「004 filling serum」、そして育菌を担う「005 moist rich balm」の3点セットがオススメです！

ただし、若くて健康なお肌の持ち主であれば「003 GF-Concentrate」は使用しなくても大丈夫。

「004 filling serum」と「005 moist rich balm」は004→005→004の順に重ねづけするとより効果的です！

※一部商品は新パッケージに移行しております。

ヘアケアなら、「001 Athena serum Shampoo」で保湿しながら洗って、「002 enrich hair serum」でキューティクルの脂肪酸を補うのがオススメ！

花粉のダメージとは関係ありませんが、ヘアケアにおいては「陽イオン界面活性剤をできる限り使用しないこと」がいつまでも美しい髪を保つポイントです。

今回は季節のお悩みにフォーカスして、「花粉による肌悩み・髪悩みとその対策」について解説しました。

ただ、やるべきスキンケア・ヘアケアの基本はいつでも同じなので、今回お伝えしたポイントは花粉シーズンに限らず気をつけてみてください。

オススメのfairplir商品の項ではほとんどすべてのシリーズ商品をご紹介することになってしまいましたが、それくらいどんな方にもどんなときにもお使いいただけるよう開発したこだわりの商品ですので、興味を持っていただけた方はお試しいただければ幸いです！